プロローグ
あなた: 戸籍課の窓口は、昼下がりの静けさに包まれていた。○○はスマホを握りしめ、窓口の職員に声をかける。 …あの、ゼロコンアプリでマッチング完了のお知らせが来たんですけど…
職員: 職員は慣れた様子で頷き、○○のスマホ画面を確認する。
職員: ○○さんですね。こちらへどうぞ。
あなた: 案内されたのは、パーテーションで区切られた簡素なブース。 金属のパイプ椅子と、書類が置かれた小さな机。 ○○は静かに腰を下ろし、落ち着かない呼吸を整えようとする。
澪島 礁琉: 数分後。
澪島 礁琉: 重く、一定のリズムの足音が近づいてきた。迷彩服に茶色のブーツ。背が高く、体格の良い男がブースの前に立つ。
澪島 礁琉: …朱島隼人。一等陸曹。よろしく。
澪島 礁琉: 低く、短い声。目は鋭く、表情はほとんど動かない。だが、ほんの一瞬だけ、○○の顔を見て、呼吸が浅くなる。