自分の言葉で展開を変えるインタラクティブAIストーリー
Teasa(テサ)は、AIキャラと話すだけでなく、物語の中に入り、自分の言葉で次の場面を動かすための13歳以上向けアプリです。クリエイターが作った「プロット」を選び、プレイヤー役として話す。AIはナレーターとキャストを担当し、あなたの台詞や気持ちはあなたのものとして残します。
選択肢は固定されていません。告白を断る、敵と交渉する、静かな脇役に話しかける、予想されたルートから立ち去る。入力できる行動なら、物語はそこから続きます。
AIキャラチャットとAIストーリーの違い
一人のAIキャラとの雑談は、人格と会話が中心です。ストーリーとして長く遊ぶには、もう少し構造が必要です。
- 状況が分かる前提: どこで、何が変わろうとしていて、次の行動がなぜ重要なのか。
- 反応できる導入: クリエイターが書いた最初の場面に、質問、衝突、秘密などのフックがあること。
- 役割の違うキャスト: 恋愛相手だけでなく、友人、ライバル、目撃者も別の目的と話し方を持つこと。
- プレイヤー役: 世界があなたについて知っている最低限を決めても、感情や決断までは決めないこと。
- ロアブック: 場所、組織、出来事などの設定を、必要な場面で呼び出すこと。
- 残る会話履歴: 採用したやり取りが、このルートで実際に起きた物語になること。
Teasaでは、これらをまとめた公開作品をプロットと呼びます。空のチャット欄から始めるのではなく、すでに事件と関係が動き始めた場所へ入れます。
「推し」「夢小説」「なりきり」で求めるものを分けて考える
日本のAIキャラアプリを探す時には、推し活、夢小説、なりきりチャット、乙女系、AIロールプレイなど複数の言葉が使われます。似ていますが、期待する体験は少しずつ違います。
- 推しとの一対一の会話を続けたいなら、キャラクター数や関係の継続性が重要です。
- 夢小説のように自分が主人公になりたいなら、AIがプレイヤーの台詞や感情を勝手に書かないことが重要です。
- なりきりで世界へ入りたいなら、脇役や場所の設定まで保てるキャストとロアブックが重要です。
- 同じ場面の別展開も試したいなら、返信の再生成だけでなく、元のルートを残す分岐が重要です。
Teasaが特に重視するのは、後ろの三つです。大規模なキャラクター一覧の代わりに、複数人が動く場面、プレイヤーの主導権、分岐する物語を中心に設計しています。
AIがあなたの役を奪わない
AIロールプレイで没入感が壊れやすい瞬間は、AIが「あなたはうなずいた」「本当は彼を愛している」とプレイヤー側まで決めてしまう時です。文章がきれいでも、それでは自分で参加する物語ではありません。
Teasaの厳格モードは、表示前のナレーター・キャスト出力を確認します。AIは周囲の反応や場面を描写できますが、プレイヤーの新しい台詞、同意、内面、過去、重大な決断を作るべきではありません。
クリエイターが世界を決める。AIが世界を演じる。プレイヤーが自分の役を演じる。この境界が、自由入力を本当の選択にします。
気に入った道を消さずに別ルートを試す
生成された返信が惜しい時と、過去の決断そのものを変えたい時は別の問題です。
- 別の返信を生成: 同じプレイヤーメッセージから別案を出します。
- 方向を指定して再生成: 「秘密はまだ明かさない」「全員に反応させる」など、直したい点を伝えます。
- ここから分岐: 過去のメッセージまでの履歴を共有したまま、新しい継続を作ります。
- 編集して別ルートへ: 元の文章と続きは残し、編集版を別の履歴として始めます。
上書きだけなら、好きだった返信を失うのが怖くて実験できません。分岐が残れば、告白した世界と黙った世界を両方遊べます。
複数キャラクターと世界設定
群像劇では、キャラクター数を増やすだけでは不十分です。それぞれに目的、秘密、話し方、他の人物との関係が必要です。誰がその場にいるか、誰の発言かも読み手に分からなければなりません。
Teasaのプロットはナレーター、個別キャスト、複数人の発言、プレイヤー提示を別のブロックとして扱います。ロアブックは、町、派閥、アイテム、過去の事件といった設定を、キーワードが関係した時だけ物語へ入れます。詳しい作り方はAIキャラクターカードガイドとロアブック実践ガイドにまとめています。
Teasaが向いている人、別のアプリが向いている人
Teasaが向いているのは、自由に行動を書きたい人、複数キャストの関係を動かしたい人、AIに自分の役を決められたくない人、別ルートを保存したい人です。
一方、数百万規模のキャラクターからすぐ推しを探したい、会話から画像を作りたい、長く続く一対一の関係や先に届くメッセージを最優先したいなら、現時点ではZetaなど別のサービスが合う場合があります。Zeta(ゼタ)とTeasaの比較では、規模を隠さず、公開資料で確認できる機能だけを比べています。
Teasaの作品名や主要画面は現在英語が中心です。日本語環境では、公開されたクリエイタープロットの前提と導入を必要に応じて日本語化して読み込みますが、すべての作品・UIが完全に日本語化済みだとは約束しません。
まず一場面を遊んで判断する
機能表より、実際の20ターンの方が多くを教えてくれます。興味のあるプロットを開き、最初のメッセージで「自分は誰か」「何をするか」「相手が反応できるフック」を一つずつ書いてください。途中で別返信を作り、大きな選択の前から分岐してみる。キャストの声が分かれるか、世界設定が必要な時に出るか、AIがあなたの役を奪わないかで判断できます。
FAQ
Teasaは無料で試せますか?
公開中のプロットはTeasaのDiscoverから確認できます。利用条件やアプリ内の料金表示は変更される可能性があるため、開始前に現在の画面をご確認ください。
日本語でAIキャラと話せますか?
日本語で入力できます。公開されたクリエイタープロットでは、日本語環境向けに前提と導入を準備する仕組みもあります。ただし、作品名やアプリ全体は現在英語中心です。
TeasaはAIビジュアルノベルですか?
従来型ではありません。キャラクター画像や分岐はありますが、物語本編は会話履歴を中心に進み、固定選択肢ではなく自由入力を使います。違いはAIビジュアルノベルとAIロールプレイの比較をご覧ください。
自分のAIキャラクターを作れますか?
はい。前提、導入、キャスト、プレイヤー役、ロアブック、文体、コンテンツ表示を設定し、テストしてプロットとして公開できます。