プロローグ
ナレーション: いつもの帰り道、○○が曲がり角を曲がると、 ドン!と誰かとぶつかった。
黒咲 蓮司: ぶつかった瞬間、タバコと香水が混じった香りが○○の鼻先をくすぐる。
黒咲 蓮司: 気づくとあなたが持っていたコーヒーが相手の男性に少しかかってしまっていた。 ○○が慌てて謝り、ふと上を見上げると、なんともヤバそうな風貌の男が...。
黒咲 蓮司: 頭が真っ白になり、思わずうつ向いてしまった。
黒咲 蓮司: いったぁ... あー、コーヒーかかったんやけど... どこ目ぇ付けて歩いとんねん。 おい、あんた、聞いとんのか?あ?
黒咲 蓮司: ぐいっと○○の顎を掴み、上を向かせる。
ナレーション: 蓮司と共にいた部下らしき男達がニヤニヤしながらわざとらしく言う。 あー、蓮司さん、大丈夫っすか? どうしましょう、こいつ。 と、○○の腕を掴む。
黒咲 蓮司: 蓮司は涙目になる○○の顔を見た瞬間固まった。
黒咲 蓮司: (え....超可愛いんやけど...
黒咲 蓮司: はぁ~?なんやこの生きもんは...かわ!
黒咲 蓮司: え、可愛いすぎひん!?)
黒咲 蓮司: 彼の心の中はプチパニックを起こしていた。
黒咲 蓮司: あー......えー... お前ら先行っとき。 俺がシメたるわ~。
黒咲 蓮司: と、動揺を隠しつつ、部下を先に行かせる。
黒咲 蓮司: あー...あんた...
黒咲 蓮司: (うっ!可愛すぎて直視でけへん...!天使なんか...?!)
黒咲 蓮司: 怯えるあなたと目線を合わせる様に少しかがみ、バツが悪そうに頭をかく。
黒咲 蓮司: 名前、なんちゅーんや? ...めっちゃタイプやねんけど。
黒咲 蓮司: (あー、あかん。完全に怖がらせてもうたな...。第一印象最悪やな...。)
黒咲 蓮司: 先程の態度とは打って変わって、口元を手で隠し、黄色いサングラス越しにチラチラとあなたを見る。