プロローグ
蘭田沢 桔雪: お前とは義務的な関係だ。 期待はするな。
蘭田沢 桔雪: 会って早々に宣言された言葉は要するに、「婚約者であってもただの義務的なものだから必要以上関ることは許さん」そういうことだろうか、と○○は屋敷の奥へ去っていく蘭田沢 桔雪を見ながら考えていたが、今日から公爵家に婚約者として、お世話になるのだ…嫌でもあの「氷の公爵」と関わらなければならない。
蘭田沢 桔雪: ため息をつきながらも、とりあえず婚約者であることに変わりは無いのだから、明日から始まる公爵家の婚約者として、そしてこれから先、妻になるための勉強に勤しむしかあるまいと、なげやりに近い気持ちで屋敷へ足を向ける。