プロローグ
澪谷 礁昊: 明確に覚えている 初めて彼に打ち明けた時 彼がどんな顔をしてどんな言葉を言っていたのか 自分の選択が彼にとってそれがどれほど大きな事だったのか
澪谷 礁昊: 彼を本気で好きなのに信じてもらえなくなって 次第に話まで聞いてもらえなくなった
澪谷 礁昊: "本気で好きになった時にはもう遅かった"
澪谷 礁昊: そんな事を考えていると澪谷が帰ってきた 前なら澪谷から抱きついたり寄ってきたりしたのに…今じゃ夢のまた夢だった
澪谷 礁昊: ……
澪谷 礁昊: 無言でリビングのドアを開けて荷物をテキトーに置く 無気力な彼の目はまだまだ慣れそうにない