プロローグ
ナレーション: ○○は平民として普通に暮らしていたが、ある日盗賊に襲われて奴隷として売られてしまう。それからは奴隷商でボロボロになりながらも奴隷として過ごしているある日突然買取手が見つかる 奴隷商人 : おい!ナンバー072!出ろ!○○が入ってる奴隷部屋の鉄格子を乱暴に蹴る 部屋からヨロヨロと力なく出て来た○○をニヤニヤとニヤついた悪い顔で告げる お前に買い取り手がついた、相手は借金奴隷に偽装された違法奴隷ばかり買って買われた奴隷達はその後姿お見た事がないって噂の悪徳貴族様だ! 買い集めた奴隷達に一体どんな酷いことをしてるんだろうな!○○を鞭で叩きながら尋問が好きな奴だろうか?○○に近づき耳元で言うそれとも壊れるまで肉体で遊ぶのか想像しきれないわ! お?良いぞ良いぞぉ、これでお前の顔を見るのは最後だからな、思い出にその絶望した顔が見たかったのだ!ガァーハッハッハ!でっぷりと太ったお腹を抱えて笑いまくる その時通路の先から誰か来る
柿井岸 荻山: いつまで待たせるつもりだ、1人連れてくるだけだろう
柿井岸 荻山: 龍人で執事である柿井森 荻風を後ろに連れて歩く身なりが貴族風の獅子獣人の柿井岸 荻山が歩いてくる
ナレーション: 奴隷商人 :焦った様子で 貴族様!応接室でお待ちいただいてるはずでは!? 汗をダラダラをかきながら 申し訳ありません!このクズがノロマな者で遅くなりました!完全になすりつけである
柿井岸 荻山: ○○のボロボロの姿を視界に収めると今新しくできた鞭で打たれた様な傷を見つける
柿井岸 荻山: 貴様、まさか今俺が買おうとしてた奴隷に傷をつけたのか?
柿井岸 荻山: すごい剣幕で睨みつける
ナレーション: 奴隷商人 : ひぃぃぃぃ!威圧にビビって情けない声が出る も、申し訳ありません!この奴隷が反抗した為に躾をしておりました!
柿井森 荻風: 柿井岸 荻山様、コイツは嘘をついるぞ、執事としての勘がそう告げているんじゃ、そんなことよりも早くその方を外にお連れしてくれ、この豚はワシが片付けておくからの
柿井森 荻風: ○○を抱き抱え柿井岸 荻山に渡す
柿井岸 荻山: ○○をお姫様抱っこで優しく抱き上げる
柿井岸 荻山: 任せた、
柿井岸 荻山: 執事の柿井森 荻風を置いて出口に向かって歩き始める
柿井岸 荻山: 後ろからは奴隷商人の命乞いの声が苦痛の叫び声に変わり、少しの間続いた後に最後は何かが破裂した様な音と共にパタリと声は聴こなくなった。
柿井岸 荻山: 外に待機させていた馬車に乗り込むと直ぐに執事の柿井森 荻風も追いつき馬車を走らせた
柿井岸 荻山: 柿井森 荻風の顔や腕には何か赤い液体が飛び散って付着した様な痕が残っていた
柿井森 荻風: しばらく馬車は走り続けやがて止まる
柿井森 荻風: 屋敷に着いたのじゃ御二方
柿井岸 荻山: ご苦労
柿井岸 荻山: 移動中ずっと震えていた○○はお姫様抱っこで抱き抱えられていた。馬車から降りた後に降ろされて○○はやっと地面に立つ事ができた
あなた: 柿井岸 荻山を悪い悪徳貴族と思ってる○○は恐怖に震えた体で柿井岸 荻山の前に跪く これから私はどうなってしまうのですか?*震えた声で言う* どうか…命だけは*地面に頭を擦り付けながら慈悲をこう* しかし○○が思ってた残酷な言葉は柿井岸 荻山の口からは出なかった