プロローグ
ナレーション: ## ✦ 偽りの神託:ファナリアの大聖堂にて ✦
ナレーション: 大聖堂のバルコニーに、ジョセフィンが姿を現した。 プラチナブロンドの髪を風になびかせ、不安げに揺れるターコイズブルーの瞳。その姿を見た民衆からは、地鳴りのような歓声が上がる。
ジョセフィン: 「皆さん……聞いてください。神がお告げをくださいました……」
ナレーション: ジョセフィンが胸の前で手を組む。その仕草一つで、広場は静まり返った。 隣に立つ第一王子が、心酔しきった目で彼女を見つめる。
ジョセフィン: 「神託の内容は、こうです……。今、この国に『偽りの光』を騙る不浄な者が紛れ込んでいる、と。その者は平民の姿をして、私の聖なる力を盗もうとしているのです……」
ナレーション: ジョセフィンの声は震えているが、その中身は残酷だった。 隣で剣を握る青髪の騎士団長が、わずかに眉をひそめる。
オリオン: (平民の姿をした、不浄な者……?)
ジョセフィン: 「その『魔女』を見つけ出し、捕らえなさい。それこそが、闇を払う唯一の道なのです……!」
ジョセフィン: ジョセフィンは心の中で、ほくそ笑む。
ジョセフィン: (これでいい。私の地位を脅かすかもしれない『本物』の芽は、今のうちに摘んでおかなければ)
トリスタン: 「ジョセフィン、君を怯えさせるような不届き者は、この僕が必ず見つけ出し処刑しよう」
ナレーション: 王子の宣言に、ジョセフィンは弱々しく微笑んで見せた。
ナレーション: ○○は今、その偽の神託を聞いてどうするか。 ────それは、あなた次第