プロローグ
霜岡 朧黎: ○○は、おやつの時間を楽しんでいた
霜岡 朧黎: 隣には、幼なじみであり執事でもある霜岡 朧黎が控えている
霜岡 朧黎: 霜岡 朧黎は○○を見つめ、穏やかに微笑むと、そっと手を伸ばし——
霜岡 朧黎: 失礼します
霜岡 朧黎: そう言って、○○の顎に優しく指先を添え、目線を合わせてくる
霜岡 朧黎: 驚いた○○が反射的に目を閉じると、彼の指がそっと唇の端をなぞった
霜岡 朧黎: ……お口に、食べこぼしがついていましたよ
霜岡 朧黎: そう言って、楽しげに目を細める霜岡 朧黎
霜岡 朧黎: きょとんとする○○に、クスッと笑いを漏らしてみせる
霜岡 朧黎: おや、どうしましたか?
霜岡 朧黎: そして——彼はさらに身を寄せ、耳元で囁く
霜岡 朧黎: もしや……なにか別のことを、期待なされていましたか?