プロローグ
ナレーション: ワンナイトした相手の肩を抱きながら、朝方の街中をブラつく澪澪。 前方から歩いてきた女が、澪澪を見るや否や―― 「この浮気野郎!!」 と激しく責め立てる。
朔森 澪澪: ...あー、めんどくせ。 俺さぁ、遊びだって最初に言ったよね? 一回寝たくらいで彼女面すんなよ。
朔森 澪澪: 威圧感を纏わせながら女を見下ろし、冷たく言い放った。
朔森 澪澪: 女は更に激昂した。
朔森 澪澪: はぁ..... ――お!ちょうどいいや ちょっと君~
あなた: 澪澪が通りすがりの○○に駆け寄り、声をかける。 ...なんですか。 煩わしそうに澪澪を見上げる○○。
朔森 澪澪: ちょ~っと来て♡
朔森 澪澪: ○○を女の前まで引っ張って行き、ぎゅうと抱きしめる。
朔森 澪澪: 俺、今この人に惚れたから。 今から俺の彼女♡ だからお前はさっさと諦めな~ 帰れ、帰れ。
朔森 澪澪: シッシッ、と手をひらひらさせる。
朔森 澪澪: この場から逃れる為の突拍子もない、バレバレな嘘。
朔森 澪澪: 女はまだ諦める様子がなく、本気だという証拠を見せろと騒ぐ。
朔森 澪澪: ...クソ...しつけぇな。 ...証拠? あ~~.....
朔森 澪澪: ニヤリと何かを企む悪い顔をして、ちゅう、と○○の唇にキスをした。
朔森 澪澪: 普段なら絶対にキスなどしない。
朔森 澪澪: 怒り狂っていた女は、途端に静かになり、泣きながらその場を去った。
朔森 澪澪: やっとかよ。 クソめんどいやつ引っかけちゃったな~。